のんびり趣味のナイフメイキング

ものずきさんの言う、「フラットグラインドのべベル面は直線の連続」を
イラストでイメージしてみました。

ドロップ１のほうもボルト周りがちょっと不自然な感じがしたので修正。

人差し指の指先で意地悪く触ってみたらどうしても
ボルトがわずかに出っ張っているのが判りますが、
修正前よりは良くなりました。

チョット厚いかなと思っていたハンドルの厚さも
中ほどの膨らみから後ろまでが１mmほど薄くなりました。

そして、修正作業中にバイスに挟んでいた部分の養生テープが
グリっとずれてしまい、ブレードに薄い傷がついてしまったので
ヘアラインの入れなおし。
ポイントに少しだけダレができてしまった・・・


ドロップ２（上）と。

ラブレスの好んで使ったアイアンウッド・ブラックウッドといえども
硬さはマイカルタには及ばないですね。
やっぱりマイカルタと比べてしまうと柔らかい。。。

アイアンウッドやブラックウッドですらこうなので、
普通？の天然素材のハンドルはとても難しそうです。

ハンドル研磨がほぼ終わりました。
（ペーパーの磨き残しのチェックのためにコンパウンド磨きまで）





薄いかな、と心配していたハンドルの厚さも、
思っていたよりも良い感じです。

この後シースを作ってからタングのヘアラインの入れ直しや
ハンドルの最終研磨をします。
そして刃着けをすればやっと完成です。

ハンドルとタングのペーパー研磨中です。
＃240まで終わったのでバットの成型。

まずはいつものように段取り。
タマゴ型の部分は平らではなくタングから外に向かって丸みがあります。

マスキングテープのない部分を削ります。
汎用機で粗削りをしてヤスリで成型し、ペーパーで磨きます。

削りあがり。

ブラックリネンマイカルタって仕上がるまで緑っぽいですね～

ハンドル薄すぎかなと思っていましたが、
何とかサマになってきました。

鉄工ヤスリでのハンドル削り。



各部の厚み
ハンドル前端部11.8ｍｍ
中ほどの膨らみ18.4ｍｍ
くびれ部14.7ｍｍ
バット部18.2ｍｍ

くびれ部に対して他が厚いので削り直し・・・



ハンドル前端部11.8ｍｍ
中ほどの膨らみ17.2ｍｍ
くびれ部14.7ｍｍ
バット部17.7ｍｍ
（くびれ部はもうちょっとだけ厚みが欲しいですが。。。）

自分の作った中ではチョット薄い方ですが、
調べてみたらこれくらいが普通の厚みのようです。