気に入っていた方のドロップのヘアラインを入れ直したら
鎬がすこしダレてしまいました。
リカッソだけのつもりがベベル面にもペーパーが当たってしまったりして
結局はブレード全部にヘアラインの入れなおし。
ヒルトがついている状態だとチョットやりづらかったので、
ヘアラインを入れるだけなのにかなり時間がかかってしまいました。
ブレードの出来が良かったのでヒルトも作り直そうかと思いかけたんですが、
焼きの入った鋼材のピン穴を拡げるための超硬ドリルもないし(4mmは高い!)
ブレードもまあ、これで普通になったし、ヒルトはこのままで行きます。
マークサイドは鎬がまだクッキリしていたんですけれども・・・
(下の画像はヘアラインを入れ終わった状態)
ファイルサイドの方がダレてしまったので、マークサイドも
同じ感じになるようにあえてヘアラインを掛けました。
まあ、ファイルサイドともども見られる程度までには回復しました。
しかし・・・
ちょっと間を置いて見なおしてみたら、意外と悪くない。
あぁ 良かった・・・
気に入らなかったヒルトの前面もだいぶ良くなりましたが、
見る角度によってはわずかにヘアライン入れの跡が段に見えます。
まあ、大体の角度では自然に平面のように見えます。
が、下の画像のように、見る角度によっては
マークサイドのリカッソ下あたりに少し段が見えます。
これはヘアラインにしたら判らなくなりますが、
ブレードについた状態でヘアラインを入れるのは難しいし、
余計に悪化しても嫌なのでとりあえずこのままで・・・
そう言えば、ボンドをロウ付けのように少し盛るのは止めました。
好みにもよると思いますが、ツライチで拭き取るのが良いようです。
先にハンドルを付ける予定のドロップ1の方が仕上がりが良くなるかも・・・
ハンドル材はアフリカンブラックウッド。
こちらはハンドル材を接着する前まで進みました。
ハンドル前端、ヒルトとの接合面の調整ですが、
汎用ベルトグラインダーではどうしてもピッタリにはならないので、
定盤替わりのダイヤヤスリの上に100番くらいのペーパーを置いて
慎重に削ると結構良い感じに面が出ます。
こちらのドロップもヒルト前面をもう少し仕上げ直してみてから
ハンドル接着の予定です。