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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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ブランクだけでも・・・

次の次くらいに製作予定?の3mm厚CV134、
59mmブレード・3フィンガーハンドルのセミスキナー。
ボール盤を使用する用事があったので、ついでに穴を明けました。

外形はいつもは金鋸で切り出してしまいますが、
暑いので鋸はシンドイし・ボール盤を使うついでだし、
久々にアウトラインに沿って穴を明けました。



ポンチを打たなかったのですが、良い感じにギリギリです・・・
※ポイント周り・エッジラインとタング中~後端なら、
ドリルが罫書線に食い込んでしまっても、ドリルの肩が
入ったくらいで止められれば仕上がりには影響ありません。

ついでにCRMO7にもヒモ穴とボルト用の穴明けをしてみましたが、
CV134よりも粘りがあり、キリがかなり熱くなりました。
ちょっと意外でした・・・
靭性はCRMO7のほうが高いのかな?!
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バリ取り

ちょっとしたバリ取りに便利な工具です。
糸面取りにも重宝します。
 
切れなくなったヤスリをグラインダーで削って作ったものですが、
通称”ササッパ”とか”キサゲ”とか言ったりします。


普通はダガーナイフの短いような感じのホントに笹の葉のような
形状なのですが、形状がアール状なのでどうしても刃が逃げやすいです。
 
刃が逃げて滑ってしまうとワークを傷つけたり、
手を切ったりしてしまい危険です。


このササッパは逆アールで滑りにくいように工夫してあります。
鉄鋼所に勤めていた時の同僚の片岡さんという方が考案した形状です。

先端は細かい作業や穴に使えるように細く切出し状になっています。

裏面はホローに両頭グラインダーで漉いてあります。

ナイフ製作ではソングホールの面取りに使っています。
あとは見えないところですがタングの捨て穴のバリ取りとか・・・
焼きの入っていない金属であればだいたい使えます。

ヤスリを削って作ったグラインダー目のままですが、
全体にバフ掛けをしているので10年たってもサビは出ていません。

バット面取り

全体の雰囲気に合わせキリオンを短くしました。


全体の研磨が400番まで終わったのでヤスリでバットの面取り。

ハンドル成形(ヤスリ)

中目の甲丸の金工ヤスリでハンドルを成形します。
私は何故かいつも指掛けの部分から削ります。
次にそこから前へ向かって腹側に丸みを付け、
背側~バットを丸め、ヒルトの付け根や細かい部分、
もう一度指掛け周りを削り込み、全体をならします。

背側・腹側は平たくなりがちですが、タングから丸みをつけると
握り心地がまるで変わります。
タングを削る時はダイヤヤスリで削ります。

ハンドルの太さは大きさに合わせて細くしようかと思いましたが、
小さくて短い上に薄過ぎると握りづらく・危なくなりそうなので、
ヒルト周りは通常の大きさのものと同じ太さにし、
中程から後ろを通常の大きさのものより1mm~2mm
細くするくらいにしました。
形状そのものはコークボトルで良い感じに収まります。

記事が追いついたので、製作記はまたしばらくお休み・・・

ハンドル成形

余分なニューボルトとパイプを切り落とし(また落下させてしまった・・・orz)、
ベルトグラインダーでチビチビと過熱しないようにして切り落とした面を均し、
ハンドル全体の粗成形をしました。
 

黒のマイカルタも研磨が進むまでは緑っぽいですね。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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