反対側も硬化したので、必要な穴あけをして外形を削り落としました。
余分なハンドル材を切り落とす際に誤ってナイフが落下してしまい、
キリオン先端とポイント付近の角に傷が・・・orz
ベベル面ではなかったのでヘアラインを入れた時のペーパーで修正。
汎用ベルトグラインダーはベルトの速度が速いので、
被削物をゆっくり動かすと過熱して焦げてしまいます。
キリオンと指掛け部分は手早く動かせず焦げやすいので
ベルトではあまり攻めて削りません。
丸ヤスリを使ってこの段階で削り出しておきます。
丸ヤスリで形状を削り出したあとに、表面をさらう程度であれば
ベルトをかけても焦げにくいです(形状は決まっているのでサッと動かせる)。
ハンドルの厚み形状を削ってから、
ニューボルト用の穴繰りをしておきます。
ニューボルトは穴繰りが浅すぎるとボルトが届きません。
穴繰りを深くするか、差込側のナットを削って薄くします。
もちろん、長いボルトを使っても良いですが・・・
パイプ、ボルトの外径と明けた穴を測ってみたらノギス目で同寸でした。
このまま入れるとハンドル材に負荷がかかってよくないので擦り合わせます。
長めのボルトにニューボルトのナットを通してボール盤のチャックにくわえ、
中目のペーパーで外径を痩せさせます。
それぞれが手で少しきついくらいの感じで入るように確認しながら調整します。
ボンドを塗りこんでセット。
以前はソングホールをかしめて広げていましたが、
今はパイプの嵌め合いが緩い時以外はやっていません。