ヒルトレスナイフの作り方をイメージしてみました。
〇ブランク作製・外形削り・ボルトとヒモ穴の穴明け
〇エッジラインとタングテーパー罫描き
テーパーの始まりはベベルストップの端・ショルダーの先から。
〇タングテーパー削り
〇ベベルストップ罫描き
テーパーを削ると消えてしまうのでテーパーを削ったあとに罫描く。
〇ハンドル材接着面調整とファイバースペーサー接着
〇ハンドル材左右外形粗削り
接着したスペーサーの余分を削り落とし、ハンドル材の左右の形と大きさを揃える。
〇ファスナーボルトとヒモ穴パイプの穴あけ
ナイフメーカーズバイスでブレードベベル部分を挟みこみ、
ハンドル材をタングにクランプして穴明け
ブレードベベルを先に削ってしまうと水平の基準になる面がなくなる。
〇反対側ハンドル材も同様に穴明け
〇ハンドル材外形削り
タングより一回り大きい程度まで外形を削りこむ。
〇ハンドル材前端面合わせ・仕上げ
ハンドル左右の前端を一致させて面を仕上げておく。
〇ハンドル材厚み形状荒削り
板厚のままだとボルトが深く入りすぎ、ハンドル成形時にボルト部分を削る際の
機械使用による過熱でのハンドル材の焦げの恐れがあるので、ファスナーボルトの
余分をカットできるよう厚み形状を削っておく。
〇ファスナーボルト段付き穴ぐり
段付きドリルで適切な深さにボルト座面を穴ぐり。
〇ハンドル仮組み
ハンドル材の組み上がりに問題がないことを確認。
この段階ならハンドルの作り直しができる。
〇ブレードベベル削り
〇熱処理
〇ブレード研磨
〇ハンドル・ボルト・パイプの接着
〇ファスナーボルト・ヒモ穴パイプの余分を切り落とす
〇ハンドル削り
〇ハンドル研磨
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