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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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カシメ

やはりヒルト側面が真っ直ぐだとカシメやすいです。
中の方までしっかりつぶれてくれているかどうか心配ですが・・・
ピンは左右2mmちょっとずつ出してカシメて最後に万力で締めこみました。

この状態だともしハンマーが少し外れても後で削り落とす部分なので
修正がしやすいと思います。

ヒルト前面に塗ったネジロック剤は思ったよりも厚くて良い感じです。


画像はありませんが、ハンドル材もファイバースペーサーを貼り付けました。
貼り付ける前に接着面をベルトグラインダーで粗削りし、ガラス板の上に
80番と120番のペーパーを置いて平面出しをしました。
削る方向は斜め45度くらいに交差させると良いようです。
平面の出た手ごろな板がないので、ハンドル同士を向い合せて接着しました。
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ヒルトの前面保護

ものずきさんに倣い、ヒルトの前面の傷防止に、
ネジロック剤を塗ってみました。

この後、下手にいじってしまい汚くなってしまいました・・・
塗ったら乾くまで放っておくのが良いですね。

ネジロック剤は千円ちょっとするので、いままでは買うのを
ためらっていましたが、工具店に行ったついでに購入しました。
以前は木工用ボンドを一度だけ使ってみたのですが、ヒルトが
変色してしまったので以降は養生テープでした。
※ヒルト変色の原因が、木工用ボンドを塗ったままでの放置期間が
長かったからなのか、木工用ボンドの成分からなのかはわかりません。


今回は初めて2.5mm径の少し太めのピンを使うので、
カシメ作業がしやすいように、ヒルトの整形もグルッとは削らず、
前端面の形状がわかる程度に抑えてピンが通るところは残して
そのままとしました。
 
他の方と比べると変則的な工程なのでおすすめはできませんが、
ピンのカシメは落ち着いてしたいので、ヒルトの接着後にしています。
ピン穴に入ったボンドはキレイに拭っておかないとピン跡が残ります。

3.5"ドロップ(はじめの頃のもの)

ナイフ製作をはじめた頃に作った3.5”ドロップハンターのパターン。
この時の型紙が残っていなかったので記録用に作成。
(初めて作ったのはナイフメイキング読本のラブレス4”ドロップですが)

作ったナイフを写真に撮り、その画像をWORDに貼り付けてなぞりました。
それをモニターにナイフを重ね合わせて微調整して、さらに修正しました。

私の今のものより身幅が太く、全長201mmとハンドルも少し長め。

罫描き

熱処理のついでに買ったATS34の3mm厚・34mm×250mmの鋼材に
罫描きをしました。
ギリギリに取っているため、鋼材に対して斜めになってしまいますが、
例の圧延模様が出ても、それほどはおかしくない向きになると思います。

罫描いたのは刃長59mmのミニ・ドロップと2フィンガー・セミスキナーです。
写真の撮り方で手前が大きく見えるので、双方同じくらいの大きさに見えますが、
中ほどで重なり合う長さ分ほど、奥のドロップの方が長いです。

細かいことですが、鋼材の幅方向が黒皮で表記サイズより微妙に小さいです。
サイズによってはきれいにフライスで幅を決めているものもあるので、
カタログには「幅・黒皮」「幅・加工仕上げ」と表記があれば尚良いですね。
まあ、このようにギリギリに使うのが良くないのだとは思うのですが・・・

本当は3mm厚・28mm×250mmで2フィンガーのドロップとセミスキナーを、
と思っていたのですが、残念ながら品切れ中・入荷待ちでした。
次も同じサイズの鋼材でミニ・セミスキナーと2フィンガー・ドロップをと思いますが、
中ほどの切り分け部分が更にギリギリになりそうです・・・

焼き上がり

製作中の3.5”セミスキナーが熱処理から返ってきました。

今回は奮発してマルーンリネンマイカルタをハンドルに(500円ほど高い)。
ファスナーボルトもラブレスボルトに挑戦しようかと思ったのですが、
残念ながら品切れでいつもの真鍮×ステンのニューボルト。

マークエッチングもこのタイミングで少し深めで入れてもらいました。

ヒルトピンはチョット迷いましたが2.5mmにしてみました。
ボール盤の精度が悪いのか、ピン穴がヒルトの表裏で0.15mmほど違います。
ヒルトの整形も、いつもは先にグルッと粗成形をしてしまいますが、
側面が斜めになるのでピンをカシメにくいです。
前端の形だけ先に削り出して、ピンをカシメやすくしようか思案中。


0.2mmあるかないかのエッジも無事のようでした。

実は発送前に少しだけエッジを落とし、わずかに丸みをつけました。
それでもちょうど0.2mmくらいでしょうね。

最近バイクの修理やらで休日も忙しいので、クレのラストリムーバーで
酸化皮膜を落とすくらいで作業はストップしそうです。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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