ブレードの研磨が#400まで終わったのでヒルトの製作に入ります。
今回はピン穴を先に明けることにしました。
手持ちのせいもあるでしょうが、やはり穴が曲がって明いてしまう・・・
何回か明け直してナイフ前後での傾きが少ない穴が明いたので妥協。
(上下の傾きはありますが、前後の傾きよりは目立ちませんので・・・)
これで3cmくらいヒルト材が無駄になりました。笑
かと言ってボール盤にもともと付属しているバイスは
締めこむと締め側の口金がせりあがるので問題外。
程よい大きさのCクランプなどでテーブルにクランプするか、
ホビー用の精密バイスが欲しい・・・
ヒルト溝を罫描きます。今日はここまで。
底面の2重線は底面と面取り用の目安の線です。
マトリックスアイダのヒルト製作ガイド(スリットゲージAタイプ)では
3mm以下の溝寸法のヒルト製作には使えないと思っていましたが、
ガイドの寸法を測って計算してみると2.70mmまでの薄物に使えるようです。
※ただし、これは製品の個体差や摩耗度で変わってくると思います。
それより薄い鋼材の場合はヒルト材の14mm幅(ガイドにはめ込む寸法方向)を
鋼材の薄い分の寸法だけ削れば対応できます。
ヒルトが完成してブレードにピン穴を明けて、ブレードを#800まで研磨して
ブレードバックとリカッソ下も#1500まで研磨できれば焼きに出せますが、
この調子だと年内の焼き上がりの便にはギリギリかな・・・
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