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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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3.5"ドロップ&FS:ヤスリ目消し&チョイルドエッジ

ダイヤヤスリでセン掛けの跡を消しました。

細目の平ヤスリでセン掛けをするようになって、
ダイヤヤスリでのヤスリ目消しが楽になりました。

ベベルストップ部分はダイヤヤスリの角を使って研磨しているので、
この部分だけダイヤヤスリの消耗が早いです。


今回は1mmチョイルもこの時点で入れました。

ダイヤヤスリでの研磨でチョコチョコと噛み込みが有ったので、
次の耐水ペーパーは#120にするか#240にするか迷うところですが、
ベベル面だけ#120で研磨してから、ベベルストップを含めて#240で
研磨しようと思います。

そう言えば3本同時進行は初めてかな?!
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3.5"フィールド&ストリーム:ブレード平面出し

3.5”フィールド&ストリームのブレードのべべルストップを
仕上げながら、ベベル面のセン掛けをして平面出しをしました。
 
全てヤスリでブレードを削る場合は、ベベルストップを成形する前に
ベベル面をセン掛けして平面を出しておかないと、微妙な盛り上がり
などが邪魔してベベルストップを綺麗に削り出せません。

ベベルストップ仕上がり手前(1mm残し程度くらい)まで機械で
削ってある場合は、良い感じにブレードベベルの平面が出ているので、
手ヤスリでのブレード削りにおいての先行のベベル面のセン掛けを省いて、
ベベルストップのキワをヤスリで罫描線まで追い込むことができます。
そのあとにベベルストップを含めてセン掛けをします。

反対面も同様に。

エッジ厚は
刃元0.4mm弱~カーブエッジ0.3mm弱~ポイント0.5mm弱
といった感じです。
次のダイヤヤスリでの研磨で全体に0.05mm薄くなればと思います。

ベベル角度は一定ではなく、ややテーパーブレードにしました。
というか機械での場合、一定角度にするのは難しいので、
ややベベル角度をポイントに向かってキツくして行かないと
おかしなことになります(逆テーパーになってしまう場合がある)。
 
ポイントは見ていて不安の無い厚さで抑えてます。

これで2本のドロップに追いつきました。
いまのところ順調でホッとしています。

3.5"フィールド&ストリーム:ブレード削り

正月休みに里帰りしてきた友人と昼食を食べてから
まだ時間があったので、ブレードを削りました。

まずはベベルストップの罫描き。

リカッソの幅は7mmにするようにしました。

いきなりですが、機械での削り終了。

ベルトが新品ではなかったのでやや削れにくく、
2時間弱くらい掛かりました。

罫描線手前でストップ。これ以上はコワくて攻められません。

エッジ厚は0.5mm残りましたが、次のセン掛けで
0.3mm弱くらいには持っていきたいです。
と言うのも、1mmチョイル仕様にする身幅にしてあるので、
エッジは薄いほうが良いのです・・・
(#240のペーパーが終わってからチョイルに削り出す予定です。)

いつも通り#40と#60のベルトで削りました。

セミスキナーやF&Sはドロップのようにカーブエッジあたりの
身幅が太くないのでドロップよりは削りやすいです。
ドロップはこの部分のブレードバックを気にして削っていると
カーブエッジが薄くなりがちで、より気を使います。

今のところ良い出来でホッとしています。
これで正月休み中の目標は達成~

3.5"フィールド&ストリーム:ブランク製作

初詣はいつも1月中旬に行っているので、
今年はたくさん良いナイフを作れるように?
元日早々からナイフ製作を開始しました。

先日完成した型紙をATS34の4mm板に写し取り、

金鋸でカット。

腹下のラインは細かくしないと切れません・・・

外形を汎用ベルトグラインダーで整え、
必要な穴をボール盤で明けます。


ヒルトの噛み合い溝を削ります。
ベベルストップガイド2つを使います。
まず一つのベベルストップガイドを固定しそれを基準にして、
厚みを小さめに研磨したヒルト材をもう一つのガイドで挟んで
そのヒルト材を外します。

そして金鋸で切り込みを入れてヤスリで削って仕上げます。

少しキツめですがキチンと奥まで入って良い感じです。

今回も見えないところですが面取りなど綺麗にできました。


次はタングのテーパー取りです。
タングの中程をホイールで凹ませて削るときに使う治具です。
機械の懐の関係で一方向しか削り抜けられないので、
左右は同じ方向のまま裏表ひっくり返して削ります。
 
こちらがホイールに当たる側です。

こちら側のブレードとM6のネジを持って削ります。
 

このようにホイールに当てて削ります・・・

機械でのテーパー取りもコツがつかめてきましたので、
ヒルトのラインに平行に削れるようになってきました。

ベルトやプラテンの精度などの関係で機械での削りは
少し手前までで、最後は手仕上げです。
定盤がわりのダイヤ砥石に、切ったベルトを載せて張り、
当たりに注意しながら削ります。

タングのテーパー取りまで終了。
エッジの罫描きはこのあと入れました。

いまのところ良い調子。

頑張れば1日で罫描きからここまで出来ることもわかりましたw

3.5"フィールド&ストリーム

先日、切らしていたヒルト材を注文するついでに
ATS-34の4mm板も一緒に購入したので、
3.5”のユーティリティハンターかフィールド&ストリームの
どちらかを作ろうと検討中でした。

3.5”フィールド&ストリームはパターンをちょっと手直ししたので
今日、新たに型紙を作りました。

3.5”のユーティリティハンターも捨てがたいですが、
前に失敗してボツにしたことがある、こちらにすることとします。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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