初詣はいつも1月中旬に行っているので、
今年はたくさん良いナイフを作れるように?
元日早々からナイフ製作を開始しました。
先日完成した型紙をATS34の4mm板に写し取り、
金鋸でカット。
腹下のラインは細かくしないと切れません・・・
外形を汎用ベルトグラインダーで整え、
必要な穴をボール盤で明けます。
ヒルトの噛み合い溝を削ります。
ベベルストップガイド2つを使います。
まず一つのベベルストップガイドを固定しそれを基準にして、
厚みを小さめに研磨したヒルト材をもう一つのガイドで挟んで
そのヒルト材を外します。
そして金鋸で切り込みを入れてヤスリで削って仕上げます。
少しキツめですがキチンと奥まで入って良い感じです。
今回も見えないところですが面取りなど綺麗にできました。
次はタングのテーパー取りです。
タングの中程をホイールで凹ませて削るときに使う治具です。
機械の懐の関係で一方向しか削り抜けられないので、
左右は同じ方向のまま裏表ひっくり返して削ります。
こちらがホイールに当たる側です。
こちら側のブレードとM6のネジを持って削ります。
このようにホイールに当てて削ります・・・
機械でのテーパー取りもコツがつかめてきましたので、
ヒルトのラインに平行に削れるようになってきました。
ベルトやプラテンの精度などの関係で機械での削りは
少し手前までで、最後は手仕上げです。
定盤がわりのダイヤ砥石に、切ったベルトを載せて張り、
当たりに注意しながら削ります。
タングのテーパー取りまで終了。
エッジの罫描きはこのあと入れました。
いまのところ良い調子。
頑張れば1日で罫描きからここまで出来ることもわかりましたw
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