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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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3.5"ドロップ&ベビーセミスキナー:ヒルト噛み合い溝&罫描き

3.5”ドロップとベビーSSのヒルトの噛み合い溝を削りました。
まずベベルストッパーを2つ仮のヒルトを挟んでセットします。

仮のヒルトは溝幅を鋼材より大きくしておき(失敗したものを利用)、
厚みを-0.05mm~-0.1mmで作っておきます。
※本番のヒルトの厚みの方で最終的な嵌め合いを調整します。

仮のヒルトを外した状態。

噛み合い溝の底のラインを罫描いておきます。

仮のヒルトを入れてみて、キチンと奥まで入るまで削ります。
それまでベベルストッパーは外しません。

削れました。

仮のヒルトを入れてみた状態。

↑t4mm板の3.5”ドロップ。↓t3mmのベビーSS

いずれも磨いていないそのままのヒルト材だとかなりキツいと思いますが、
厚みをマイナスにしてある仮のヒルトだと良い感じの嵌め合いなので、
ブレード側がユルユルでどうしようもなくなる、と言うことはないです。

そしてタングの削り目安の罫描線とエッジラインを罫描いたら・・・
 
やっとブランクの完成。

そろそろ熱処理のベビードロップが返ってきそうなので、
これらは本格的に放置決定か?!
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3.5"ドロップ:外形削り

そう言えばATS34で3.5”のドロップは初めてでした。
3.5”だと銀紙1号とCV134、ATS34だと
4”ラブレスコピーのドロップを作りました。

先日罫描いたものを金鋸でカット。
熱中しすぎて怪我をしないように注意しましょう。
金鋸は案外スパッと切れます(以前、4針縫いました)。
 
で、切り出しには1時間ほどかかりました・・・


続いて汎用ベルトグラインダーで外形削り。
#40で罫描線まで削って→#60で仕上げます。
これも1時間ほどかかります。

その後ボール盤で各穴あけ。
φ7mmのキリの肩がダメになってた・・・
研磨しないといけません。

最後にバリ・カエリ取りのために粗めのペーパーを
定盤などの上に敷いてその上でブレードをザッと
均すように表面をさらいます。

機械研磨跡が取れるほどやってはダメです。

このあとはヒルトの噛み合い溝を切って、
エッジラインとタングのテーパーラインを
罫描けばブランクの完成。

でも、ひと段落したのでとりあえず放置w

ベビーセミスキナーも同じ段階ですが、
多分こちらから先に取り掛かると思います。

ベビードロップ:熱処理へ

ブレードベベルとリカッソを#800まで研磨できたので、
いざ熱処理へ発送・・・
ブレードバックとリカッソ下は#1200で研磨し、
タング外周はハンドルを成形する際にダイヤヤスリを掛けるので、
ベルトグラインダー目そのままです。
 
ピン穴を明ける前にヒルト作り直せばよかったかなw

ベビードロップ:ヒルト製作

ベビードロップは#400まで研磨が終わり、
ヒルトを作りました。



ちょっと残念なのが出来が良い側を反対に使ってしまって、
少し隙間が見えてしまったこと・・・

厚みの違う紙を入れてみると0.05mmの紙は入って、
0.1mmの紙は入らないという程度でしたが・・・
(0.05mmの紙も2~3mmほどしか中までは入りません)
まあ、ボンドで目立たなくなるでしょう。

こちらは良い感じです。
 
やっぱりこう言う細工用に良いヤスリを手に入れなければw

タング側は裏表ともに良い感じ。
 
いつもながらブレードとの噛み合わせ部分はキツ過ぎるかも・・・
仮組みの時に噛み合い溝の傷がヒルトに入ってしまい、
ヒルトの裏表が決まってしまったんです。

タング側の方が噛み合いが深いので、ブレード側に持ってくると
そのキズが出てしまうので・・・
逆ならヒルトを反対向きにできたんですがw

ベビードロップ研磨中

おろしたてのダイヤヤスリだったので、
けっこう砥粒などが噛み込んでしまって
意外に深い傷が入ってしまっていたので、
#120のペーパーから研磨しています。

#240まで進みました。

ベベルストップのショルダーもなんとか鎬が残りそうです。
粗い番手はこのあたりの研磨に気を使います。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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