2フィンガー・セミスキナーですが、シースを作りました。
はじめはベルトシース用の厚い革で作っていたのですが、
形になってくるとゴツ過ぎて雰囲気が合わないのでボツに・・・
(ステッチの穴あけがズレたのがボツの直接の原因ですが・・・orz)
手持ちの顔料処理の2mmの革を本体に、厚いシース用の革をナカゴにし、
ポーチタイプのシースを作成しました。
残念ながら銀面が塗装されているので色的な経年変化はたぶんありませんが、
とりあえず作ってみました。
ナイフ本体と一緒に。
これ以上ナイフが小さいと、ベルトループの寸法的に
ベルトに通すポーチタイプのシースは難しくなりますね。
ナイフ本体の方もピカールで手磨きし、とりあえずワックスがわりに
ローソクを塗りこんで完成(刃付けはいつも使用直前にしています)。
小さいナイフはヒルト・ハンドルの厚さやキリオンの
厚さ・長さで、かなり雰囲気は変わると思います。
各部の加工精度も今回はとくに気を使ったわけではないのですが、
意外と良くできた方です。
ヒルトの嵌め合いもキッチリ出来、ハンドルとタングの隙間もありません。
カシメピンも見えません。
ハンドル材の繊維の向きはラブレスと逆目ですが、背と腹に現れる
直線的な基材の織目?は結構好きです。
いつもこのくらいできれば良いのですが・・・
キリオン根元もタングとの隙間はありません。
ヒルト接着時の組み立てが困難なほどタイトでしたが・・・
小さいナイフも可愛らしくて良いですね~
本格的に暑くなってきたので、
これからは更にスローペースになります・・・
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