※結局、ハンドルは最厚部を左右で1mm強薄くしました。
片側0.5mmでも、けっこう見た目の印象が変わります。
握り心地も悪くならず、見た目もスッキリしました。
金工ヤスリ(甲丸・細目)での成形が終わり、耐水ペーパーでの研磨は
120番・240番・400番・800番・1500番と研磨して行きます。
タングが露出していないので、各番手ペーパーは短冊2本弱で済みました。
特に意図するところはなかったのですが、今回は全て空研ぎでした。
デザインの段階では小さいかなと思っていましたが、手頃でとても良い大きさです。
3.5インチのブレードは、実用にも見た目にも程よい大きさ。
ハンドルシェイプは何とか違和感のない程度に、左右対称に成形できたと思います。
キャンバスマイカルタは仕上がり直前に積層目が見えてきます。
何とか左右同じ感じの目になったでしょうか・・・
バットの側面の丸みをもっと落としてソングホールが斜めになるくらいの見た目が
好きなのですが、握り心地が悪くなりそうなのでバットの丸みを優先しました。
バットキャップは凸凹していると光の反射などでハッキリとわかってしまうので、
成形・研磨の段階でこのことに気がついて気をつけました。
あとはシース製作と刃付けで完成となりますが、ブレードにごく小さなピンホールが
あるのをどうしようか思案中です(ヒルトやバットキャップの浅い傷なんかもあるので)。
このままの全体の出来のバランスで余計なことをしない方が良い場合もありますし・・・
※ピンホールは1500番とコンパウンドで磨いている時に露出してきました。
実はバフ仕上げにしようとしましたが、2~3度ほどペーパーから磨き直しても
特定の場所からピンホールがでてきました。鋼材の組成の問題なのでしょうか?!
シースを作るときにどうしてもヒルトなどに細かい傷がつくので、
最終仕上げは本来シース作成後なのですが、私の場合はシースを
かなり後になって作るので、最終?仕上げは2回することになります。
2回目の仕上げの前に、キャンバスマイカルタの基布の織目の鬆がピンホール状に
あるので、エポキシボンドをハンドルに塗りこもうか思案中です。
(いつもは特に気にしないことなのですが・・・)
ファイバースペーサーも若干水を吸うのらしいで、その防水効果も期待できるかも?!
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