つづき
粗めのペーパーでの成形研磨の途中ですが、ソングホール後ろ下あたりにマイカルタの
板材の時の表面がわずかに残っています。
ほぼペーパーでの研磨終了。
このあとリューターにバフパッドをつけてハンドルを磨いたのですが
バットの一部がコゲ気味に・・・
少しペーパーで磨いて何とか見られる程度に回復しました。
さらにこの後、養生テープを剥がして少しだけ浅い傷が入っていたのと、
ブレードベベルをよく見てみると少しピンホールが見えそうになっていたので、
思い切ってペーパーでの磨き直しに踏み切ったら、なんと余計にひどい状態に・・・
磨けば磨くほど新しいピンホールが出現、400番まで戻っても同様。か、それ以上。
ほどほどのところで諦め、現在800番でブレードベベルを研磨中。
3.5”ナロータングのときより丁寧に熱処理前からペーパーがけしていたのですが・・・
ピンホールも出る部分が一定している感じがあるので、いわゆるハズレかも?!
CV134はペーパーがすぐに切れなくなって、消費する量がすごいので
今後はもう使うことはなさそうです。というか、鋼材の生産が終了している
ようなので、使いたくても使えなくなるでしょうけど・・・
自分には珍しく、シースも正しい製作順?と同じ段取りで、
ナイフ本体の仕上げ前に製作開始。
(というのもこのナイフをJKGの応募作にしようと思っていたのですが、
上記のとおりなので別のナイフで応募します。)
上の画像はダブルステッチの内側のラインの目印をつけています。
ナカゴの型紙にステッチラインを入れ、切り取って革にスジを入れます。
型紙を外した状態。外側のステッチラインは、ボンドが乾いてから
ガタガタの端面を整えてデバイダでラインを引きます。
8/31追記
・・・と順調に作業していましたが、ダブルステッチの内側のラインを攻めすぎたため
菱錐を通す時に膨らんでしまいました(しかも1箇所突き抜けてしまった)。
ダブルステッチの内側のラインは、ナカゴを片面貼り付けて、その貼り付けたナカゴから
菱錐を通し、もう片面を貼り付けてから通した穴の裏から反対側へ通すのが間違いない
やり方だと思います(前回のナロータングはこの方法でした)。
仮のウエットフォームをした時に水分の拭き残しがあったのか、タングに点錆ができたので、CV134は思った以上に錆びやすいようです。
ナカゴの材料も手持ちがなくなったし、茶のカイデックスがシース1つぶん残っているので
とりあえずカイデックスシースにしようかな・・・
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