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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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3.5”ドロップ1:ハンドル材接着

ハンドル材を接着。
結局こちらのドロップはヒルト前面の仕上げ直しはせず。
気になるようなら後でもできますので・・・

ハンドル材の後端を前端と並行に削るのを忘れてしまいましたが、
治具はフレキシブルなので大丈夫でしょう・・・

ボンド硬化中の間に、もう一方のドロップはヒルトの前面を磨き直し。
わずかにキリオンあたりに段があったのが無くなりました。
 
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う~ん・・・

気に入っていた方のドロップのヘアラインを入れ直したら
鎬がすこしダレてしまいました。

リカッソだけのつもりがベベル面にもペーパーが当たってしまったりして
結局はブレード全部にヘアラインの入れなおし。
ヒルトがついている状態だとチョットやりづらかったので、
ヘアラインを入れるだけなのにかなり時間がかかってしまいました。

ブレードの出来が良かったのでヒルトも作り直そうかと思いかけたんですが、
焼きの入った鋼材のピン穴を拡げるための超硬ドリルもないし(4mmは高い!)
ブレードもまあ、これで普通になったし、ヒルトはこのままで行きます。

マークサイドは鎬がまだクッキリしていたんですけれども・・・
(下の画像はヘアラインを入れ終わった状態)
 
ファイルサイドの方がダレてしまったので、マークサイドも
同じ感じになるようにあえてヘアラインを掛けました。

まあ、ファイルサイドともども見られる程度までには回復しました。
 
しかし・・・
ちょっと間を置いて見なおしてみたら、意外と悪くない。
あぁ 良かった・・・


気に入らなかったヒルトの前面もだいぶ良くなりましたが、
見る角度によってはわずかにヘアライン入れの跡が段に見えます。

まあ、大体の角度では自然に平面のように見えます。


が、下の画像のように、見る角度によっては
マークサイドのリカッソ下あたりに少し段が見えます。
 
これはヘアラインにしたら判らなくなりますが、
ブレードについた状態でヘアラインを入れるのは難しいし、
余計に悪化しても嫌なのでとりあえずこのままで・・・

そう言えば、ボンドをロウ付けのように少し盛るのは止めました。
好みにもよると思いますが、ツライチで拭き取るのが良いようです。


先にハンドルを付ける予定のドロップ1の方が仕上がりが良くなるかも・・・
ハンドル材はアフリカンブラックウッド。

こちらはハンドル材を接着する前まで進みました。

ハンドル前端、ヒルトとの接合面の調整ですが、
汎用ベルトグラインダーではどうしてもピッタリにはならないので、
定盤替わりのダイヤヤスリの上に100番くらいのペーパーを置いて
慎重に削ると結構良い感じに面が出ます。

こちらのドロップもヒルト前面をもう少し仕上げ直してみてから
ハンドル接着の予定です。

ヘアラインまで

いまのところ屋内でできる作業なので、ボツボツと進めてます。

#1500研磨

念のためにですが、タングも定盤がわりのダイヤヤスリに
ピンと張って置いたベルトで研磨しました。
が、ベルトの砥粒のひとつぶがリカッソに一本の筋を・・・

修正は意外と手間はかかりませんでした。

そして#1200のヘアラインを入れるまで進みました。
ブレードを養生して念の為にタングをもう一度ラストリムーバーに漬け込みます。
 
養生テープを剥がしてアルコールでテープの糊を取っていると
拭いても取れないマダラ模様があるのに気づきました。
ラッカーシンナーで拭いたり、再度ヘアライン入れをしても
取れないので、鋼材の組成による模様なのでしょうか。
見る角度によって、しかもよく見ないと見えないので気にはなりませんが。


ヒルトの青ニスを取るためにラッカーシンナーに浸け(てもなかなか落ちない)、
その間にガストーチでヒルトピンを焼き鈍します。
接着は明日か明後日か・・・


はじめは何となくの3本同時進行でしたが、作業が進むと焼入れのまとめ発送と
ヒルトのボンドを一度で作りたかったので、ここまでは同時進行にしました。
ヒルト接着以降は1本づつ完成させます。
ハンドル接着はクランプの数の都合でまとめてできないですし。

でも次からは1本ずつで良いかな・・・

それぞれのヒルト成形

3本のブレードを熱処理に出している間にヒルトの外形を成形します。

汎用ベルトグラインダーのテーブルに角度をつけてヒルトの側面を
テーパーにします。

いつもはテーパーをキツめにしてヒルト後部を厚くしていましたが、
これではヒルトの形状がハンドル成形のときのガイドにならないので、
今回は、ほぼ仕上がり近くの寸法にしてみました。

ヒルトのキリオンを先に削り出さないのは、
ハンドル接着時の当て幅を大きく取りたいためです。

熱処理へ

ヒルト仮り組みの傷取りが終わったので、いざ熱処理へ・・・
知人に譲る予定の完成品2本もマーク入れのために同梱。
その2本の完成品の出来はあまり気に入っていないのですが。

結局、ブレードベベルは#800までの研磨にしておきました。

上からドロップ×2、フィールド&ストリーム。それぞれ3.5”。


熱処理から返ってきたらヒルト接着までは3本同時進行の予定です。
そこからは1本ずつ完成させます。

ハンドル材は予算の都合で今回は1本ぶんのみ。
3本ぶんのハンドル材を一気に買うのはキツいので・・・

その1本が終わったら、残りの2本のハンドル材を注文する予定です。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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