材料手配の問題でいままで作ってませんでしたが、
ナイフメイキングファンに好評の「ものずきのタレ」、
その最低限の成分の簡易版ですがやっと作りました。
もとのレシピは
「ものずきな人?・・・」記事より
「蜜蝋50g、カルナバ蝋5g、ラノリン100g、松脂1.5g、ガムテレピン900cc」ですが、
ものずきさんの以前の記事
「秘伝のタレ?」では濃い目だったようで、
「蜜蝋100g、カルナバ蝋10g、椿油60g、松脂1.5g、ガムテレピン500g」でした。
私は現行のものからわずかに多くし(単に切り上げただけですが・・・)、
「生蜜蝋30g・ラノリン60g・ガムテレピン500ml」としました。
各材料をコーナンの保存ビン820mlに入れて湯煎しましたが、
蓋はしめたままか、とったほうが良いのかわからなかったので、
間をとって蓋は少し緩めて湯煎しました。
ラノリンと蜜蝋が溶けた状態は思ったよりサラサラしています。
私のシースは瓶の口に入らなかったのでタレをバットにあけましたが、
バットが浅すぎて内部まで浸透させるのに苦労しました。
ボンドは888ですが、エッジコートを塗っているコバ面はたぶん大丈夫でした。
(・・・と思ったら翌日見てみると染み出してました)
コバが無処理のものはボンドが柔らかくなってわずかに染み出してきます。
が、個人的には接着面のボンドが柔らかくなったことで
より馴染んでくれているのではないかと希望的観測。
タレ使用直後の様子
父のを含め大小10本分のシースを処理したら、残りは半分位になりました。
ということは1本につきタレの使用量は30cc弱くらい?!
ラノリンは500gだったのでかなり余りますが、
革製品の手入れに使えるようなので重宝しそうです。
ガムテレピンだけでも近所にないかな~
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