カウンター 製作中|のんびり趣味のナイフメイキング 忍者ブログ

のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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”のんびり”と製作中

ここ何か月か、横になると鼻が詰まってしまい、
口呼吸気味で睡眠が浅く疲れ気味でした。
鼻詰まりは、やはり肩こりが原因かと作業はほどほどにしていたのですが、
最近治まってきたのでアレルギー性鼻炎(花粉症)の方かもしれません。

で、恐る恐る?ボツボツと作業再開。
まあ最近はバイクの方も作業してましたし・・・

私の残り少ない赤のファイバースペーサー0.5mm厚のを接着。
手持ちが無くなったらエビ茶の溶接面のものを買ってみようかな?!

本当は平面のきっちり出た厚い鉄板なんかを当てにできればよいのですが、
そんなものはないので平面調整したハンドル材を向い合せて貼り付けます。

次に、ヒルトとの合い面の調整。
タングはテーパーなのでヒルト後面との角度はやや鈍角。
そしてハンドル材は上下方向に対して前後面は角度がつきます。

この面はベルトグラインダーで削っただけでは真っ直ぐにならないので、
仕上げに定盤代わりのガラス板に100番前後のペーパーを敷いて削ります。
削りすぎるとダレてくるのでほどほどに。
また、削るときはペーパーにしっかりと当てながら「押し」か「引き」の一方行で。

ハンドルの接着。

この治具は剛性がないので隙間ができないか不安です。
広口のバイスが欲しいなぁ・・・でも普段は邪魔になるかなw
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3.5"ドロップ1:完成

いつもながらシースと刃付けがまだですが、完成。

今回は次のF&Sや3.5”ドロップ2のハンドル材がまだ買えないので、
すぐにこのシースに取り掛かるかも・・・

おおまかな雰囲気は良く出来たほうですが、やはりボルト周りが
研磨の際に痩せてしまいました。
微妙に盛り上がったボルトを注意深く削り直してみましたが、
やはり研磨の際に同様にハンドルの方が痩せてゆくので
結局は少しはマシになった程度でしょうか。
そしてボルト周りに不自然な感じが出始めたので、
これ以上の修正は止めました。
結果的に後ろボルトの、前のボルトとの削り模様のバランスが取れました。

ハンドル上から。
 
くびれ部分の太さは、左右であと1mm残したらよかったかな・・・

この上下からの画像はボルトを磨き直す前なので、
出来上がりとは微妙に形状が違うかも。

バットの面取り。

ラブレスナイフで好きなディテール。

ボルトの形状はこんな感じになりました。
 
ボルトあたりのハンドル断面形状が卵型なので、
出る模様はこうなります。

後ろのボルトあたりの断面は楕円かな。

素材の硬さに差があるからハンドルの研磨は難しい・・・

3.5"ドロップ1:ファスナーボルト

今回、初めて使う新型ボルト。

自分の使っている面取りカッターは多枚刃のため、ボール盤の回転数を
最低にしても速すぎて皿モミが星型になってしまいます。
そのためマトリックス・アイダでニューボルトに皿モミを入れてもらいました。
そして皿の方を通し穴にして、その長さ(高さ)をちょうど良いように調節しました。

ニューボルト用の段付きドリルで座刳りをいれてから、
ボルトの深さを見るために仮組みしてみます。

この時、ネジのないエスカッション側(皿側)がキツいと
抜くのに苦労しますので、嵌め合いには注意。
あらかじめキツくも緩くもない位にボルトの外径をペーパーなどで
磨いて調整しておきます。

ハンドルの座刳り深さはちょうど良かったので、

長すぎるネジとナットをカットします。

カットした状態。
 
ボルトはハンドルから外した状態でグラインダーで余分を削り落としました。

ヒモ穴パイプとともに接着します。


削り落としてみた状態。

とくに前側のボルトがラブレスボルトと同じ特徴的な形状になります。

3.5"ドロップ1:ハンドル削り

反対側も同様にベルトの負担を減らすために穴をたくさん明けてから、

ベルトグラインダーでタング外形に合わせてハンドル材を削り込みます。

ベルトがタングに軽く当たるくらいまで削り込みます。

タングとハンドルの隙間は許容範囲かな・・・

ヒルトとハンドルの隙間もありません。

ちょっと嫌なところに節が・・・

チップしないように気をつけよう・・・


次に、ハンドルの厚み方向の形状を決めます。
まず、片側にマスキングテープを貼って外形を書き、

それを剥がしてマスキングテープを張り合わせたものの上に重ね、
両面対称になるように切り抜いて、

また、ハンドルに貼り付けます。

このマスキングテープを頼りに削り込みます。

反対側も左右で寸法がズレないように確認しながら削ります。


ブックマッチですが、出てくる木目が左右で違いますね~

形状を削り出してゆくとまた変わってくるのでしょうけど・・・
 

この時点で、キリオンも忘れずに削り出しておきます。

ヤスリを滑らせてブレードやヒルト全面を傷つけないように注意します。

機械での荒削り終了。

このあとはファスナーボルトの座刳りを明けて、
ヒモ穴パイプと共に接着します。

ブラックウッドは思ったよりも良い感じです。

3.5"ドロップ1:ハンドル接着(反対側)

硬化してからハンドル材にフィッティングの穴を開けてから、
タングの外形に合わせてハンドル材を削り込みます。

まずはベルトの消耗を抑えるために、たくさんドリルで穴を明けます。

それからベルトグラインダーでタングに合わせて削り込みます。

外形の削り上がり。



反対側も接着。


今回はファンヒーターでの加熱はしませんでした。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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