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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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4"ドロップ・ハンター:べベルストップの罫描き

べベルストップの罫描きをします。

このように型紙を作っておくと便利。

左右の対称も取りやすいです。

フラットに削る目安も罫描いておきます。

機械で削る際には直ぐに消えてしまう線ではありますが・・・

これで、ブレードべベルを削る直前まで来ました。

上手く削れますように。。。
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4"ドロップ・ハンター:黒皮取り&タング面仕上げ

ブレード側の黒皮取りをしました。
#40・#60・#120の切った古ベルトを使用。

タングのテーパー面も120番のベルトで最終仕上げ。

本日の作業はここまで。

手作業なので、けっこう時間がかかりました(たぶん2時間以上)。

画像では判りづらいですが、タングのテーパーの始まりのラインは、
リカッソの研磨を考慮してヒルト後端より1mm強ほど内側にしてあります。

板厚は現状3.8mm(黒皮時4.0mm)になりました。

4"ドロップ・ハンター:タングのテーパー取り

タングのテーパー加工続き。

中漉きの後の荒加工は、

まずは横向きで加工。

このように削ります。

これでタングの後ろ半分ほどを荒削りしますが、
この向きの加工では罫描き線までは削りません(0.5mmほど残す)。

いよいよ縦向きにしてのテーパー加工に入ります。
※縛っている紐は撮影のための固定用です。

タングがプラテンからはみ出さないように、下にストッパーとして
材木の端材など適当なものを敷きます。
ただし、このストッパーを支点にしてタングのテーパー加工してしまうと
タングの削れ方がおかしくなるので、加工中にこのストッパーに触れたら
ナイフが下がらないように気を付ける程度に考えます。

最終は手仕上げにするので、ヒルト前端ラインの手前でストップ。

反対側も同様に。

全体像。

この日はこれで終了。作業時間40分程度。

日を変えてタングの手仕上げ。

ダイヤ砥石を定盤代わりにし、切った古ベルトを敷いて加工します。
ベルトの面の癖があると思いますので、タングは綾目に当てると良いと思います。

ヒルトの前端が削れるまでに全体の面当たりが出るように削り込みます。

漫然と削るとタングの面が傾くので、ベルトに当てる向きや力の方向には注意して加工します。

この日は最終仕上げ前で終了。作業時間40分程度。

この後は残ったブレード側の黒皮取りを同様の手順で加工しますが、
仕上がりを本来のヒルト後端のラインになるまで削ります。
その際に、タングの面も番手を上げて最終仕上げをします。

4"ドロップ・ハンター:テーパータングの中漉き加工

いよいよ第一の難関、タングのテーパー加工に入ります。
まずはテーパー加工をしやすくするのための中漉き加工を。

どれだけ削るかの目安にするため、タングエンドの幅を削り出します。

罫描き線よりわずかに(罫描き線1~2本分)少なめに削り、
少し肉を残しておきます。

中漉きの治具をグラインダーにセット。

上のプラ箱は削った粉が自分に掛かって来ないようにカバーするため。
これが無いと胸元がけっこう粉だらけになりましたが、これでかなりカバーできます。

これはコンタクトホイルのセンターあたりにタングを当てるための治具です。

ナイフのタングにはこの治具に組み合わせる治具をセットして、
横方向に真っ直ぐに削れるようにしています。
削っている最中の上下センターの微調整はホイルに当てる角度で行います。

まずは中ほどをこのくらい削って中漉きのセンターを出しておいて、

裏側(反対側)も同じ程度に削ります。

グラインダーの懐の関係で左右でなく上下にひっくり返します。

なので微妙に削れ方が違ってしまいますが。

中漉き加工は、まず真ん中あたりを多めに削っておいてから、
それを前後方向へ拡げてゆく感じで加工しています。


この日は中漉き加工だけと決めていたので、落ち着いて作業が出来、

わりとキレイに削れました。削る量もいつもより多めにしてみました。

ヒルト溝も中漉きも、完成してしまえば見えなくなってしまいますが、
できればキレイに加工したいものですね~

4"ドロップ・ハンター:外形研削~ヒルト溝~エッジ&タングテーパー罫描き

外形を汎用ベルトグラインダーで加工。

ベルトの切れが悪いので、削る量が少なくても40分くらいかかりました。
タング部は罫描き線にベルトが当たるくらいまで削り、
ブレード部は罫描き線を削り込む(けどギリギリ罫描き線は残る)くらいに削ります。
※エッジラインは0.5mm外側にラインを入れて、そちらを目安に削っています。

ヒルト溝の加工。

治具をセットし、金鋸で切り込みを入れてからヤスリで削り込んで仕上げます。

嵌め合いの確認。

良い感じ。

全体。

やはり4インチはブレードが大きい印象ですね。

ヒルト溝部アップ。

ヒルトと噛み合う部分の角はC1弱程度に面取り。

エッジラインの罫描き。

エッジは0.3mm弱くらいかな?

ブレードバック側。

こちらには削り抜く際に目安となるラインもいれます。

テーパーのライン。

黒皮を取ることを考えて、ヒルト前端くらいからテーパーが始まるように罫描きます。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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