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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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3"セミスキナー:焼き上がり

今年の最終便かと思っていたら、何とかその前の便に間に合ったようで、
早くもVG-10の3”セミスキナーが熱処理から返ってきました。

心配していた焼き曲がりも無さそうです。
切り出した時に気休めに炙ったのがチョットは効いたのかな?

さっそくクレのラストリムーバーで酸化被膜を落とします。

ATS34と違い、ものの数秒であっという間に元のシルバーに!
今まではこの処理後にハンドソープとお湯で洗っていましたが、
ワイドマジックリンが有ったのでそれで洗ってみました。

いつもながらマーク入れの絶妙な位置には感心させられます。

これでひと段落したので、後はのんびりボチボチと進めます。
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3”セミスキナー:ヒルト整形・ハンドル材の平面調整

ヒルトの外形をベルトグラインダーのワークレストを傾けて
角度をつけて削りだしました。

キリオン成型の目安に何本か等高線を罫描いています。
以前は斜めに落とす程度にはキリオンの荒成型をしていましたが、
ハンドル接着の際にヒルト後端に当たる面の安定を重視して、
キリオンはハンドル接着後から削りだすことにしました。


接着面を削り整えたハンドル材のバーラップマイカルタ。
そして最後の1枚から切り出した赤のファイバースペーサー。

このバーラップ(burlap:麻袋などの意)マイカルタは、
もう入手困難なバーブドワイヤーマイカルタに雰囲気が似ていますね。

3"セミスキナー:熱処理へ

今日はツーリングの予定だったのですが天候不良で延期。
ポッと1日空いたので、熱処理前#800までの磨きを仕上げました。

ブレードバックとリカッソ下も磨いて仕上げ終わり、
レターパックに梱包して熱処理へ。

これから郵便局の夜間窓口へ持ち込みます。

ハンドル材はアトランタからのマイカルタを
既に入手済みなので、ほかに要るものは
ファスナーボルトと少なくなった紐穴パイプくらいかな。
注文票がなかったので依頼内容などを
メールで連絡しとかないといけない・・・

熱処理が上がってこちらに返ってくるまでに
作業ができる時間が有ったら、ヒルトの外形削りと
ハンドル材の切り出し・ファイバースペーサーの
貼り付けまでやっておきたいですね。

3"セミスキナー:ヒルト製作

2時間強ほどでヒルトの溝が削れました。

ブレードとヒルトの噛み合いは緩過ぎず・キツ過ぎず良い感じ。
ただ、後からブレードのピン穴を明けたためか、
ピンの差し込み具合がキツい。

熱処理までに、あとは各面の研磨を残すのみ。
屋内でできる作業なので、年内返送の熱処理には
何んとか間に合いそうです。

3"セミスキナー:ヒルト製作開始

ブレードの研磨が#400まで終わったのでヒルトの製作に入ります。
今回はピン穴を先に明けることにしました。

手持ちのせいもあるでしょうが、やはり穴が曲がって明いてしまう・・・
何回か明け直してナイフ前後での傾きが少ない穴が明いたので妥協。
(上下の傾きはありますが、前後の傾きよりは目立ちませんので・・・)
これで3cmくらいヒルト材が無駄になりました。笑

かと言ってボール盤にもともと付属しているバイスは
締めこむと締め側の口金がせりあがるので問題外。
程よい大きさのCクランプなどでテーブルにクランプするか、
ホビー用の精密バイスが欲しい・・・


ヒルト溝を罫描きます。今日はここまで。

底面の2重線は底面と面取り用の目安の線です。

マトリックスアイダのヒルト製作ガイド(スリットゲージAタイプ)では
3mm以下の溝寸法のヒルト製作には使えないと思っていましたが、
ガイドの寸法を測って計算してみると2.70mmまでの薄物に使えるようです。
※ただし、これは製品の個体差や摩耗度で変わってくると思います。

それより薄い鋼材の場合はヒルト材の14mm幅(ガイドにはめ込む寸法方向)を
鋼材の薄い分の寸法だけ削れば対応できます。



ヒルトが完成してブレードにピン穴を明けて、ブレードを#800まで研磨して
ブレードバックとリカッソ下も#1500まで研磨できれば焼きに出せますが、
この調子だと年内の焼き上がりの便にはギリギリかな・・・

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

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