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のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

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4"ドロップ・ハンター:テーパータングの中漉き加工

いよいよ第一の難関、タングのテーパー加工に入ります。
まずはテーパー加工をしやすくするのための中漉き加工を。

どれだけ削るかの目安にするため、タングエンドの幅を削り出します。

罫描き線よりわずかに(罫描き線1~2本分)少なめに削り、
少し肉を残しておきます。

中漉きの治具をグラインダーにセット。

上のプラ箱は削った粉が自分に掛かって来ないようにカバーするため。
これが無いと胸元がけっこう粉だらけになりましたが、これでかなりカバーできます。

これはコンタクトホイルのセンターあたりにタングを当てるための治具です。

ナイフのタングにはこの治具に組み合わせる治具をセットして、
横方向に真っ直ぐに削れるようにしています。
削っている最中の上下センターの微調整はホイルに当てる角度で行います。

まずは中ほどをこのくらい削って中漉きのセンターを出しておいて、

裏側(反対側)も同じ程度に削ります。

グラインダーの懐の関係で左右でなく上下にひっくり返します。

なので微妙に削れ方が違ってしまいますが。

中漉き加工は、まず真ん中あたりを多めに削っておいてから、
それを前後方向へ拡げてゆく感じで加工しています。


この日は中漉き加工だけと決めていたので、落ち着いて作業が出来、

わりとキレイに削れました。削る量もいつもより多めにしてみました。

ヒルト溝も中漉きも、完成してしまえば見えなくなってしまいますが、
できればキレイに加工したいものですね~
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4"ドロップ・ハンター:外形研削~ヒルト溝~エッジ&タングテーパー罫描き

外形を汎用ベルトグラインダーで加工。

ベルトの切れが悪いので、削る量が少なくても40分くらいかかりました。
タング部は罫描き線にベルトが当たるくらいまで削り、
ブレード部は罫描き線を削り込む(けどギリギリ罫描き線は残る)くらいに削ります。
※エッジラインは0.5mm外側にラインを入れて、そちらを目安に削っています。

ヒルト溝の加工。

治具をセットし、金鋸で切り込みを入れてからヤスリで削り込んで仕上げます。

嵌め合いの確認。

良い感じ。

全体。

やはり4インチはブレードが大きい印象ですね。

ヒルト溝部アップ。

ヒルトと噛み合う部分の角はC1弱程度に面取り。

エッジラインの罫描き。

エッジは0.3mm弱くらいかな?

ブレードバック側。

こちらには削り抜く際に目安となるラインもいれます。

テーパーのライン。

黒皮を取ることを考えて、ヒルト前端くらいからテーパーが始まるように罫描きます。

4"ドロップ・ハンター:切り出し

4”ドロップ・ハンターの型紙も出来たので製作開始。
鋼材は初めて使用する高級材、”スーパーゴールド2”。

4mm厚までは切り出し用の穴は明けずに、金鋸で切り出します。

金鋸がヘタっていて切れにくいのでシンドイ。。。
切り出し終わるまでに2時間弱ほど掛かりました。

各穴部にポンチを打って今日は終了。

ナイフメイキングの作業の中では、この切り出しがイチバン疲れる・・・

返ってきた~

今年の応募ナイフが返ってきました。

審査員の方がたからの寸評。

年々少なくなくなってきた応募に対して、このように寸評を付けてくださるのは
さぞ大変だろうと思います。ありがとうございます!

よい点・感想の一つ一つが嬉しい!励みになりますね~
ラブレスボルトは”もどき”なので、次回からの応募票にはキチンと書いておこう。
修正点・改善提案が「特にありません」というのも、意外と嬉しい。笑


小僧さんに撮っていただいた写真





自分では撮れない綺麗な写真を、いつもありがとうございます!

来年も応募できるように、何とか1本は作り上げられるように頑張ろう・・・

3"ドロップハンター

のんびりしてると、もう9月が目前に!
お盆くらいからシースを作り始めたのでチョット焦りましたが、
何んとかシースもナイフコンテストに間に合いそう。

ちょっとだけテレピンを足して気持ち薄めたタレに浸けて・・・

今日の昼から乾燥させ始めました。

ナイフ本体の方は刃付け&全体のワックス掛けも出来、完成。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

P R