カウンター デザイン|のんびり趣味のナイフメイキング 忍者ブログ

のんびり趣味のナイフメイキング

たまにしかしていないナイフメイキングの備忘録として、 次回製作の参考のために記録していきます。 ※過去の記事内容は随時、追加・訂正等をしますが悪しからず。 また、不精者につき管理が不十分なので、コメントは見落としてしまう場合があります・・・

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

WORDでの描き方・・・その2

その1からの続きです。

図形を右クリックし「頂点の編集」を選択すると上の画像のように点が出てきます。
この点をドラッグして画像のアウトラインに合わせます。

ラブレスタイプ(コンベンショナルハンドル)の場合、
フリーフォームで頂点を打ってゆく時には上の画像のポイントがおすすめです。

ポイントから右回りに頂点を1~13とします。
頂点の位置で右クリックすると下の画像のようなタブが出てきます。

各頂点を下のように選択してください。

頂点1・5・6・7・8・11・12・13、は「頂点を基準にする」を選択。
頂点3・4・9・10、は「頂点を中心にスムージングする」を選択。
(形が崩れますが後で修正するので大丈夫です。)

※画像のユーティリティハンターの場合、頂点2は「頂点の自動設定」を選択し、
ドロップポイントの場合は「頂点を中心にスムージングする」を選択します。

頂点7・8の間と11・12の間の線分を右クリックし、「線分を伸ばす」を選択します。
※頂点の間が狭くて右クリックで選択しにくい場合は、いちど頂点を移動させ
線分を広げてから右クリックします。

12・13の間もストレートエッジにしたければ「線分を伸ばす」を洗濯します。

画像のユーティリティハンターの場合、1と2の間も「線分を伸ばす」を選択します。

この処理が終わってから頂点をクリックすると、下の画像のように
青い線が出てきて、その先の白点をドラッグさせて線の曲がり具合を
変えられるようになります。


各頂点の編集の感じは下のまとめて編集済みの画像を参考にしてみてください。

(クリックで大きい画像が出ます。)

頂点の編集が終了し画像を消す(画像をクリックしてDEL)とブランクが完成です。

この図形を元に、アレンジを加えて行けば自分ごのみのナイフの型紙がつくれます。

ヒルトも同様に描画できます。ファスナーボルトなどは定形図形の円を挿入して
好きな位置に追加すれば、下のようなイメージ画も描けます。

利点としては
・気軽に修正しやすい。
・雲形定規が無くても自然な曲線が描きやすい。
・Ctrlを押しながらスクロールさせると表示を拡大できるので、
 細かい・小さいところも修正しやすい。

欠点としては
・実際の大きさをつかみづらい。
・部分的な修正の際にその周辺にも影響が出る場合がある。
PR

WORDでの描き方・・・その1

デザインの描き方として以前にも記事にしたので内容が重複しますが、
WORDでのデザインの描き方をもう少し詳しくご説明します。

まずWORDを開き、全画面にせずドラッグ&ドロップで
ナイフの画像を挿入します(図形挿入でもできます)。
 
次に、挿入タブから図形を選び、フリーフォームを選択します。
 

ポイントから右回りにナイフの外形の任意の頂点をクリックして行きます。
(各頂点の位置はその2で説明します)



ポイントまで一周すると図形が完成します。


これを編集しやすいように線に色を付け、
(書式タブ→図形の枠線→赤など目立つ色を選択)



図形の塗りつぶしをなしにします(書式タブ→「塗りつぶしなし」を選択)



すると、下の画像が見やすくなります。

次にその図形を右クリックして「頂点の編集」を選択します。

・・・その2に続きます。

カイデックスシース・その2

よりレザーポーチシースに近い形状のカイデックスシースができました。
前回のものとの違いはナカゴの長さです。
前作はナカゴがポイントからヒルトまでの長さしかなかったものを、
レザーポーチシース同様の長さまで延長しました。

ナイフはCV-134の3.5インチドロップで、思い立って刃付けをしました。
薄暗い中で刃付けをしたのでなかなか切れる刃が付かずに研ぎすぎてしまい、
リカッソの下側をダイヤヤスリで削ってなんとかシルエットを修正しました。

※どちらかというと錆びやすいCV-134なので、レザーではなく
 カイデックスシースにしました。


シースのボルトは全部を裏表の通しで止めてしまうとナイフが抜けなくなりますので、
ヒルトから後ろはナカゴとベルトループ側のみを固定します。
そのため、ヒルトから後ろのボルトはねじ止めの向きを反対(裏側から)にしないと
ドライバーを当てられないので組み立てができません。


内部はブレードを挟むようにライナーを設け、そのセンターにはナカゴを配しました。
ライナーはヒルトの前面までにしてストッパーにしています。
整形を上手くしないとライナーとアウターの隙間にナイフが入っていってしまいます。

画像のようにアウターとライナーの色を交互に変えるとなかなか良い感じになります。

ヘアラインの方向

ヘアラインはポイントとバットのラインを
結ぶ直線と同じ向きで入れるとキレイになります。
ポイントの反り上がりの大きいスキナーなどは
センターラインやエッジのカーブに合わせると
良いようです。



注意点としてはナイフを真上から見たときにラインが揃うようにしないと、
リカッソに入れたヘアラインとのつながりの印象がおかしくなります。
(傾けて見た時に合っているよりは真上から見て合っている方が良い)

作業のコツとしてはバットからポイントのラインを体から垂直にし、
ナイフを水平に(ベベル面を水平にしない)して真上から見て
ヘアラインを入れること。

ファスナーボルトの位置

ラブレスナイフのデザインには黄金比というか法則性のようなものが
あるらしいのですが、残念ながら見たこと・聞いたことががありません・・・

あくまで私なりのデザインの仕方ですが、
ボルトとソングホールの位置決めの方法です。

まず前後の位置からですが、ヒルト前端を0としてバット後端を100とすると、
ボルトの位置は25と70、ソングホールは90の位置にします。




次に上下の位置ですが、仮にポイントからバットまでラインを引いてみます。
この線が各ボルトの位置でハンドル幅の上下の中心からやや上であればOKです。
 
または、後ろ側のボルトの上下位置はハンドル幅の中心とこのラインの間で
調整します。
 


ヒモ穴パイプが後ろ側のボルトより上にいることがポイントです。



ハンドルの垂れ角が大きい場合はポイントからバットに引いたラインが
各ボルト位置でハンドル幅中心より下になっていると思います。
 




この場合は前側ボルトの上下位置はハンドル幅よりやや上の位置にします。




そしてこの前側ボルトの中心からバットまでラインを引き、 
先程と同様の手順でボルト・ヒモ穴パイプの上下位置を決めます。



これはラブレスのものはこうなっている、というのではなく、
いろいろなラブレスやプロのナイフの画像を観察して
検討した結果の、自分が思うバランスの良い位置です。


細かいことですが、こういった自分なりの位置決め方法などを考えると
少しでもオリジナリティが出てくるかもしれません。

プロフィール

HN:
HILTS
性別:
男性

P R